かなり久しぶりになってしまいましたが・・・
高齢者の生活支援事業を行っている当法人。
元気な高齢者から認知症の方、施設探しの方、不動産相談、
遺言書、ペットの事、保険の事、DV問題等々、本当に色々な相談が来ます。
当然高齢者の色々なご相談に、しっかりご対応しなければなりませんので、
我々も勉強や知識の見直し、日々の鍛錬などが必要になります。
そこで今回は・・・
当法人と協力関係にある久里浜医療センターの
もの忘れ外来主催の勉強会に参加させていただきました。
久里浜医療センターは様々な”依存症”の方たちの治療にあたっている国立病院です。ご存知の方も多いですよね。
病院なので当然治療が終わればご自宅に帰ります。
通常の病院はとりあえず、ここまでです。
しかし、久里浜医療センターでは、退院後のご自宅での過ごし方がかなり大切という事から、治療以外で、ドクターや看護師、ワーカーさんの話を聞けたり、
実際のご経験者から実体験を教えていただけたりと、かなり参考になる勉強会を開催しています。
有難いですね。
今回は、「認知症の疾患と治療について」という議題で、
そもそも認知症とは?から薬物治療についてまで、かなり幅広いお話を聞けました。
全部を書くのは難しいので、今回は『認知症とは?』という基本的な事を
お伝えしますね。
さて、認知症と何ぞや!?と聞かれて医療関係者以外で明確に答えるのって難しいですよね?
今回の勉強会はここからです。
認知症とは・・・
正常に発達した知能が、
生まれた後に起きた様々な脳の障害(病気)により、
社会生活に支障が出るまでに低下した状態。
という事です。
少し難しいですね。
よく比較される、「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」
の違いを見るとわかります。
●認知症の場合・・・体験全体を忘れる
●加齢の場合・・・体験の一部分を忘れる
●認知症の場合・・・新しい出来事を記憶できない
●加齢の場合・・・ヒントを与えられると思いだせる
●認知症の場合・・・時間や場所など見当がつかない
●加齢の場合・・・時間や場所など見当がつく
●認知症の場合・・・日常生活に支障がある
●加齢の場合・・・日常生活には支障はない
●認知症の場合・・・もの忘れに対して、自覚がない
●加齢の場合・・・もの忘れに対して、自覚がある
等々・・・
どうです?
何となく明確になってきますよね。
一般的に、”忘れる”がキーワードになっていますが、
医療関係の方曰く、『日常生活に支障があるか無いか』が非常に重要との事。
確かに、昨日のおかずが思い出せなくても、
日常生活には支障はありませんもんね。
(女房の機嫌は悪くなるかもしれませんが・・・)
次回以降も情報提供として書いてみますね。
今回はここまで!!
久里浜医用センターでは様々な家族会を行っています。
コロナ過では中々参加も難しいかもしれませんが、
それでも”待ったなし”の方は参加してみるのも良いと思いますよ。
https://kurihama.hosp.go.jp/about/information/article/20210331.html
まずはご相談くださいね。
住所:横須賀市久里浜4-15-2
TEL:0120-777-686
FAX:046-874-4412
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