このブログでちょくちょく『在宅介護』と『施設介護』について
書いていますが、しばらく老人ホームの事が続きましたので
『在宅介護』について少し書いてみようと思います。
今回は、在宅介護の中でも、重要な位置を占めるリフォームについてです。
我々は『高齢者生活支援事業』ですので、「介護リフォーム」のご依頼もお受けすることがあります。
その際に「介護リフォームと普通のリフォームとで何が違うの？」と聞かれることがあります。
同じリフォームといっても、そもそもの意味合いが違いますので、
当然といえば当然ですね。
通常のリフォームでは、古くなった設備や内装を綺麗にしたり、利便性をより高めたりします。
つまり、基本的には快適性をアップさせることを目的としています。
この際の中心人物は”住む方全員”となります。
一方、介護リフォームでは、快適性のアップもさることながら、自立支援、介護負担の軽減、家族関係の円滑化等を主な目的としています。
この際の中心人物は”要介護者”となります。
介護される方の快適性を中心に考える訳ですね。
つまり、２つのリフォームは根本的に目的が違うのです。
この目的の違いを明確にすることが大切です。
トラブルになった方からお話を聞いてみると、
”ついで”に家全体をリフォームしている場合があります。
これ自体は問題何のですが、当然同じ工事業者が一緒に作業をすることになりますね。
その際、この部分は『介護リフォーム』、この部分は『通常リフォーム』ときちんと説明しておらず、トラブルになっている場合が多いと感じます。
また、工事業者が全員『介護リフォーム』を理解している訳ではない事も頭に入れておいてください。
（業者の方、ごめんなさい。。。）
多くなってきているとはいえ、介護リフォームより通常リフォームの方がはるかに依頼数が多いのですから。
それともう1点・・・
残念ながら、その場で断りにくい雰囲気を作って、高齢者の人の良さにつけ込むリフォーム業者がいるのも事実です。
提案されたリフォーム内容が不要なものであれば、きっぱりと断るようにしてください。
そもそも、何のためにリフォームをするのか。
通常のリフォームをしたいのか、介護リフォームが必要なのか、その両方なのか。
目的と意味を明確にした上で、工事業者に作業を依頼する様にしてくださいね。
我々『あんしんライフよこすか』でも介護リフォーム・通常リフォームの両方に精通しているリフォーム業者の斡旋が出来ます。
お気軽にご相談くださいね。
あんしんライフよこすかでは、
色々なご相談をお受けしています。
少しでも気になることがあったら、お気軽にご連絡くださいね。
住所：横須賀市久里浜4-15-2
TEL:0120-777-686
